SOBAフレームワークは、産官学体制のSOBA ProjectではJava1.4で開発されていました。
Java自身のバージョンアップにともない、SOBA Project, IncではSOBAフレームワークのJava1.5対応を行いました。Javaのバージョンアップについて、SOBAで注意しないといけないところは主に3点ありました。
1. ThreadのgetState()メソッド
ThreadにgetState()というメソッドが追加されました。いままで、getState()という名前のメソッドを使っていた箇所は、オーバーライドとして扱われる可能性があるので要注意です。
2. Enumerationのenum
enumが予約語になりました。Enumeration enumなどと定義した箇所はコンパイルが通りません。困ったことに昔の本のサンプルには必ずEnumeration enumと書いてあるので、Java1.4でEnumerationを使っていたほとんどのコードではenumと定義されています。
3. deprecatedになったshow/hide
show/hideはdeprecatedになりました。deprecatedは「推奨されない」との意味で、コンパイル時に警告が出るだけですが、少し気持ち悪いです。これらのメソッドはsetVisible(true/false)に置き換えるとよいのですが、show/hideをオーバーライドして使用している箇所があるときには、変更には最深の注意を払わないといけません。