SOBAフレームワークを一言で説明することは難しいことです。
ネットワーク対応アプリケーションを容易にするためのマルチプラットフォーム対応、P2P型のフレームワーク、などとわかったように説明してもほとんど初めての人に理解はできないと思います。
私はエンドユーザーに対しては、
・複数のPCで高解像度でビデオ、音声をやり取りできる
・高速のアプリケーション共有機能があり、Windowsのアプリケーションも共有できる
などと説明することがありますが、
技術系の人には、MVC(Model-View-Controller)モデルのソフトウェアでModelの部分を共有している、と説明することがあります。
MVCとは、処理の中核を担うModel、表示・出力をつかさどるView、入力を受け取ってその内容に応じてViewとModelを制御するControllerの3要素の組み合わせでシステムを実装する設計方法です。
Viewを共有する、という発想は単純かつ明快なので、VNCなどをはじめ、世の中には同様のアプリケーションはたくさんあります。SOBAの部品アプリケーションのひとつである、アプリケーション共有(Local Applications Sharing)もそのひとつです。
Controllerを共有することは現実的にはありえないので、残りあるとすれば、Modelの共有になります。SOBAフレームワークの設計思想のコアはまさにこれです。
Modelを共有すると、同じModelを持ちながらも違うViewをもって互いに情報を共有することができます。
Modelを共有することで、Viewを共有することに比べてはるかに自由に有利にソフトウェアを作ることができるのです。